2018年秋アニメ 感想

ただの感想なので某氏の五十音とかそんな丁寧なんでもないし画像も付けないし観終わって書けるようになった順でいきます。

観終わり次第追記していきます。

紹介ではなく感想です。

酷評も多分するしそういうの気になる人は今ブラウザバックしてください。

あとアレ、ネタバレを含みます。

 

・あかねさす少女

大して広げなかった風呂敷を自分なりにスッと畳んで帰ったというような印象。

クロエ回くらいから話が複雑になるんだろうというそぶりだけ見せて結局そんなに面白くならなかった。

"黒沢ともよやっぱすげえ"と"壊れかけのRADIOやっぱ名曲"ぐらいがプラスの要素。

 

ゾンビランドサガ

アイドルアニメにマイナス補正がかかってしまう病なので個人的には周りの盛り上がりほど楽しめてはいない気がする。

ただラ!とかアイマスとかは途中でやめたのに一応最後まで観れたので分かり切っていることだが直球のアイドルアニメだった訳ではないのかなぁという謎の客観視。

作画の隙もなく声優陣も豪華、キャラソンもガチガチに固められてて構成もしっかりしている。所謂"いいアニメ"の要素がびっちり詰まっててマイナス補正がなければ今期の個人的な最上位争いに食い込んでたかもしれない。それは言い過ぎかもしれない。

最後まで宮野たっぷりだったけど幸太郎が同級生ってことを明かしてしまったことで「生きてたらさくらちゃんあの歳かぁ…」ってなってしまったのでプラスなのかマイナスなのかはよくわからん。

たえちゃんのあのまともに発声させる気のない役に三石琴乃を当ててるところが1番ウケるポイントかもしれない。あと29歳マジか。

見た目で好きなのは愛ちゃん、雰囲気的にはゆうぎり姐さん、色々合わせて最終的にサキちゃんが好き。

完全に2期ある終わりでよかったねって感じ。

 

BANANAFISH

夏からの2クールアニメなので正確には秋アニメではないかもしれない。

ストーリーはかなり面白いがあまりにもホモくリョナ、ヤクキメという人によっては嫌悪感が強い属性が盛り沢山なので早い段階で切ってしまった人も結構いそう。

親友が薬物を打たれて頭がぶっ壊れたのを主人公の手で殺すことになるなどめちゃめちゃ辛い展開もある。

ダークな展開が好みな人はホモ要素さえ乗り越えれば超楽しめるはず。

OPEDがかなりキマっていて夏秋通して最上位だったかもしれない。

敵側のボス役が石塚運昇氏だったのだが最終話まで声が変更されなかった。

8月中盤までにはほぼ収録が終わっていたということで作画の乱れなども見受けられなかったため製作の安定感が素晴らしかった。

最近はスケジュールがカツカツのアニメ製作も多いらしいので結構重要なポイントなのではと感じている。

なお最終話OPの終わりに"石塚運昇に感謝を込めて"とコメントが入っており、ポケモンとともに育った身であるため涙を抑えることができなかった。

 

寄宿学校のジュリエット

メジャー誌で連載してる作品にありがちな出来はいいけどまぁ別に言うこともないやつ。

最近よくあるとりあえず主人公に小野友樹、メインヒロインに茅野愛衣、を両方やってた。

人気もあるし話のストック溜まったらそのうち2期やるでしょ。

あとどう考えても蓮季の方が可愛いと思うのですが。

 

・SSSS.GRIDMAN

今期の覇権。

で、多分年間でも2番目。

1話目からWヒロインと戦闘シーンの圧倒的な作画で話題を集めていたが、それだけでなく9話以降の再加速、最終話の王道中の王道展開は覇権に据えるにふさわしい出来だと思う。

序盤完全に噛ませに徹していたアンチ君の立ち回りがデカい。

最終話に変身したのが原作の姿というのは原作を見ていなくても原作が円谷プロにあるということさえ知っていればなんとなく理解できるようになっていて、正直上手過ぎるとしか言えないレベル。

完結まで持っていくタイプのアニメで最終話の出来の重要さは言わずもがなであり途中モタついても挽回できるだけの価値があるが、本作は序盤、中盤に隙もなく詰めまで完璧な仕上がりで豊島二冠もびっくりみたいなところある。

毎回すげえワクワクして見れた。

男の子だからね。

君を退屈から救いに来たんだ。

 

・ガイコツ書店員本田さん
実録系の作品はかなり好きで、さらに私自身が未だに本は紙媒体のものを利用しているし本屋をダラダラ歩き回るのも好きなのでテーマとしてはピッタリだった。
一部の意見かつ盛ってる部分も大いにあるのは理解しているが本屋さんってそんなこと考えてるのかとかちょっと知れてほっこりした。
この15分アニメで採算取れるのかと思うぐらい豪華な声優陣が特徴。

 

・ひもてはうす
今期の裏覇権。
1話目の7分ぐらいで視聴者を思考を置き去りにした。
が、この置き去りの仕方は俗にいう超☆展☆開とはまた違っていて作品自体の指針を隠していたのをネタバラシした感じ。
完全にノーマークのところからとんでもない神アニメを見せ付けられた。
最終回突然リビングの鎧役で山ちゃんが参戦してくるの反則で草。
声優さんのラジオとか好きな人は絶対合うのでオススメ。
逆にこのアニメが楽しめればラジオも多分ハマるので試してみてはいかがかな。
シュール過ぎてダメな人は即切りタイプなのでその点から裏止まり。
サラダを取り分けてくれるブスよりサラダを取り分けてくれない可愛い子の方がいいにゃ。

 

・RELEASE THE SPYCE
中盤くらいまでモタついたというか百合要素を盛り込むためにストーリーの本筋が若干薄くなった感がある。
最終回くらいのバトルパートがもうちょっと欲しかった。
悪げなことばっかり書いてるけど作画は安定してたし脚本タカヒロのパワーはあるので面白いことは面白い。
あとOP・EDが両方キャラソンって大きな加点だと思ってるですけどどうですか。
主人公の特技がブチャラティと被ってんのが1番面白いポイント。
絶対ヤクキメセックスする薄い本出るでしょ。

 

・うちのメイドがウザすぎる!

ヤスヒロ(父親)以外の主要人物がほぼ女性で固められていたのにいつものマイナス補正がなかった。

主人公がガチガチのロリコンだからほぼ男判定になってるのかもしれない。

変態だけどそれ以外はほぼ万能なメイド、見方によっては新しいタイプの俺つえーなのかもしれない。

むしろシティーハンターの冴羽獠みたいな古めかしいタイプの主人公なのかな。

9割ギャグで構成されてる割にシリアスパートがちゃんと面白いのがめちゃめちゃプラス。

あとOP.ED両方キャラソンのアニメだいたい神アニメの法則によりさらにプラス。

特にEDは音ハメ要素もあってよきって感じだ。

みどりんすき。

 

・おとなの防具屋さん

これに関しては見てた人がほとんどいない気がするのでチラッと紹介しておく。

主人公がえっちめな防具屋を売ることを信条とする店主に拾われ働き始める5分アニメ。

えっち度はそこまで高くなくフェチに関して店長(CV.櫻井孝宏)が熱く語るのに主人公がツッコんでいくスタンダードな下ネタ系のギャグ。

あの声で淡々と下ネタ囁かれるのダメージでかい。

OPの電子音がとても気持ちいい。

 

・色づく世界の明日から

魔術と科学が交差するとき……じゃなかった。

作画と演出だけで視聴者を殴り倒すパワーがあったがストーリーの起伏が思ったよりなかった。

色を取り戻すというテーマのブレなさは完璧だったけどブレな過ぎてほかのことがあんまりだった印象。

おばあちゃん大魔法使い過ぎて草。

覇権争いレベルの期待をしてしまっていただけに若干残念感が漂う。

一歩間違えたらグ○スリップみたいになってた可能性もあったけど流石にそこまでではなかった。

OP.EDともに半端ないパワーだったが特にOPは演出込みでチート。

 

ゴブリンスレイヤー

おもらし枠その1。

ゴブリンスレイヤーがいないとあのパーティ何回か壊滅してるだろって思うけどゴブリンスレイヤー本人のスペックは本来低いらしいので強さというより知識って感じだ。

ハーレムは成立してるけどフラグは最初からぶち折られてるのほんま草。

CG作画の切り替えが超効率よく使われてた。

ナレーションに悠木碧ぶち込む発想どうなってんだ。

転スラの村に送り込むとどうなるのか気になる。

 

・メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-

スマホゲー原作のアニメはクソアニメになりがちだがクソアニメにはなっていなかった。

ふわっと可愛らしいキャラデザとなんかふわっといい感じ話に纏めててふわっふわだった。

ふわふわしてただけだけど。

癒術のシステムと癒術師の社会的地位が最後までよくわからんかったけどゲームやればわかるんだろうか。

 

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士
おっぱい枠兼お漏らし枠その2。
キスで能力覚醒させて戦うのどっかで見たけどなんだったかあんまり思い出せない。
ヒロインがロリ、ミニマム妖精ババア、お姫様、傭兵と属性の幅が広くてえっちだ…ww。

8話ぐらいまで思ったより面白いなってなってたはずなんだけど最後まで見てみたら総合的にはそんなにだったかもしれない。

多分だけど尺が足りてなくて説明不足になってるとこが多いんじゃないかと思う。

国同士の戦争やってたら終盤で突然邪神が降臨したけどサクッと倒して超☆展☆開だった。

これは悪い方の超☆展☆開。

次回予告の後にある"使えなさそうで使えるフランス語講座"のコーナーが面白いが多分本当に使えない。
最終回のサブタイトルが"このすばらしき世界に"で「祝福を!?」ってなった。
おっぱい FOREVER!

 

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

今期の覇権争いの一角。

今期No.1ヒロインであるところの桜島麻衣さんのパワーがしゅごい。

形式としては怪現象に諸ヒロインを数話単位で助けていく本筋に気の抜けるような掛け合いが随所に散りばめられており物語シリーズに近いものを感じた。

数話を一区切りとしての構成は新しいテーマを毎回用意できるため尻すぼみになることは少ない反面、やや視聴のペースが難しく人によっては消化しづらくなる傾向があると思う。

ややモヤモヤを残す最終話となったが劇場版を控えているのでそれは仕方ないことなのだろう。

劇場版込みでの構成だと現状ではどうしても劇場版抜きの評価にしかならないため"2018年秋アニメ"という区切りにおいてはSSSS.GRIDMANに一歩譲る結果となったように思う。

ヒロインを切り替えて歌うEDとそれを最終回で統合してくるの、やめてくれカカシ、それは俺に効く。

 

やがて君になる
えッッッッッ。
ストーリー重視のガチレズアニメ。
ただゆりゆりするきらら系列と違いテーマがクッソ重いので視聴カロリーが凄くてなかなか消化ができない。
生徒会の女性陣が恋とは何かを探している主人公、燃え尽き症候群のガチレズ、ガチレズ、ガチレズではないけど女性と付き合ってる女性顧問、とそれだけでまぁまぁヘビィな感じなのに男子に真性の変態の槙くんを置くという鬼畜っぷり。
軽薄そうに見える堂島くんが実は1番まとも。
モロのシーンはお風呂回以外にはなかったのにエロい。
あからさまな回は2話と11話だけなのだがエロい。
原作を知っている作品はキャラのイメージが先行するするため声優さんがマイナスになりがちなのだがイメージとのズレがほぼなかった。
原作を先に読んでいることは少なめなのだがこの作品は単行本を購入しているためその懸念はあったが完全に杞憂に済んだ。
OPはテーマにあったエロい仕上がりだったがEDが予想外にポップだった。
この点はプラスなのかマイナスなのか判断つかなかったので無視した。
作画に隙はなく演出も凝っていて全体的にほんのりエロい雰囲気を漂わせていて全てが高水準だったが盛り上がりに欠けた感はある。
まぁ尺の問題だしガチレズの真骨頂はこっからなので2期を待て。
多分あっても2年ぐらいかかるけど。

 

・DOUBLE DECKER ダグ&キリル
タイバニ製作陣の新作ということで相変わらず謎のオシャレさ、トークは軽妙、ただしナレーションはウザめ。
薬物とかスクールカーストとかトランスジェンダーとか尊厳死とかAIの人権とか結構重めなテーマを各話に仕込んでいて意外にも真面目な話が多い、しかしテンポのよさとオシャレさで視聴中にその部分のストレスは感じさせない作りになっていたと思う。
期待はしていたけれどそれを軽く飛び越えてくれたためかなりの好印象が残っている。
ダグ・ビリンガムが今期の主人公の中でもかなり魅力的なキャラだった。
そのための相棒だろ?

 

 

 

 

 

転スラ、からくりサーカス、風が強く吹いているは終わってないので書きません。

気が向いたら2019年冬アニメの感想に入れます。

からくりサーカスは36話らしいので2019年春になるかな。

ジョジョ、SAO、禁書は今更書くことも特になく面白いに決まっているので永遠に書きません。