第七世代イバンのみの仕様検証とどうでもいい話

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イバンのみが解禁されましたが結構仕様がややこしく世代間の変更もままあるアイテムなので検証しました。

 

ゆるく纏めてどうでもいい話をします。

 

 

以下仕様。

 

・HPが1/4以下(特性くいしんぼう持ちは1/2以下)で発動し、すばやさに関係なく先手を取る。

・技の優先度は無視しない。

・自身の方がすばやさ、優先度の高い技を選択しておりイバンのみなしに先手を取れる場合も発動し、もちろん先手を取る(まもる系統やてだすけを選択しても発動する)。

・お互いがイバンのみの発動条件を満たした状態で行動するとお互いにイバンのみを消費し本来の優先度、すばやさに従って先手が決まる。

・イバンのみの発動条件を満たした状態で相手が交代するとイバンのみが消費される。

・イバンのみの発動条件を満たした状態で自身が交代してもイバンのみは消費されない。

トリックルーム発動中でもイバンのみが発動した場合、すばやさに関係なく先手を取る。

トリックルーム発動中にお互いにイバンのみの発動条件を満たしている場合、すばやさが低い方が先手を取る(例:イバン最速ゲッコウガとイバン最遅カビゴンの対面だとカビゴンが先手を取る)。

・イバンのみが発動してもサイコフィールド、じょおうのいげん、ビビッドボディ、ファストガードの効果によって技を阻害されない

・特性あとだしより優先され発動すれば先手を取る。

・第七世代でも降参より早く発動する仕様はそのままある模様(なお降参が選ばれる場合、負け側がイバン持ちでは発動せず勝ち側がイバン持ちだと発動する)。

 

 

せんせいのツメだけ確率の壁を越えるのが面倒かつイバンのみとせんせいのツメがレーティングバトルでカチ合う可能性の低さを考えて未検証ですが、六世代までのイバンのみvsせんせいのツメの仕様とイバンのみvsあとだしの仕様が変わっていないことをふまえるとイバンのみが優先されると思います。

その他は実機2台で検証したので大丈夫だとは思いますが見間違いしてたらごめんなさい。

概ね第六世代からの変更はないようです。

 

 

 

で、ここからがどうでもいい話というか余談なんですが気持ち的にはむしろ本題です。

というかこの話がしたかっただけなんだけどそれだけだとなんか記事が味気ないから検証までやったという感じです。

マジでどうでもいい話なので仕様だけ見たい人はここで読むのをやめても大丈夫です。

 

イバンのみの効果はすばやさを無視して先手をとるところから「すばやさ+∞(999)」、しかし優先度の逆転までは起きないところから「優先度+0.5」、どちらで表現するかを論争ってほどでもないけど感覚的なレベルでふわっと派閥があるように思います。

で、ここでまた古い仕様を持ち出すのですが第五世代のファストガードいたずらごころによって優先度が高まった変化技を防げませんでした。

また、第六世代のワイドガードダークホールを防げませんでした。

この辺の仕様から「イバンのみで優先度が高まってはいるが後付けの優先度だから防げない」のか「そもそも優先度は上がっていない」のか判断しづらい状況がありました。

しかし2019/1/8、遂に第七世代にイバンのみが解禁され、サイコフィールド、じょおうのいげん、ビビッドボディとイバンのみが両方存在する環境が生まれました。

これらのフィールド、特性の発動下においても普通に技が成功するため「優先度+0.5」は間違いということが分かりました。

だから「すばやさ+∞(999)」派が正しいのかというとそうでもなく、これは第五世代からずっとそうで、トリックルーム下でも優先度に差がなければイバンのみを食べたポケモンが最初に行動するため「すばやさ+∞(999)」は間違いなわけです。

なお、すばやさで表現する派のなかでも「+∞」と「+999」で呼び方が微妙に分かれていました。

どちらも間違いと分かった上で蛇足に蛇足を重ねて考えると「+999」はおいかぜとすばやさランクを併用すれば実現できる(例:ランク+6の最速テッカニンでおいかぜをすると実数値は1864)ためより間違いの度合いが大きいように思います。

さらにさらにどうでもいい話を続けますが先制技を防ぐ手段の中には「優先度+1以上の技を防ぐ」と表記されている場合があるためこの場合は「優先度+0.5」が正しくなるのかもしれないなと思いました(小並感)。

 

最終的に『多分どっちでもない』という微妙な結論の出来上がりです。

まぁ本当にどうでもいい話なんですけどね。

 

 

 

もしイバンのみの仕様で気になる状況がある場合はTwitter@0920Allまで連絡いただければお答えしますし分からなければ気が向いたらぐらいの気持ちで検証します。